去る5/25に岩手県滝沢市で起きた、AKB48全国握手会襲撃事件について、思うところを。
報道だけでは、果たして「AKB48のメンバーなら誰でもいい」のか、
「自分が起こした事件が大きく報道されるなら、秋葉原通り魔事件みたいに一般人でもいい」という、
いわゆる無差別殺人テロ行為なのか、
殺意にしても、「絶対命(たまぁ)殺(と)ったる!」というのか、
「凶行の結果、誰かが死ぬかもしれないけど、それでもいいやと思った」という未必の故意なのか、
計りかねるところがありますが……。
山形で東北六魂祭という復興イベントが行われている裏で、
そして、握手会の他にも、何度も被災地に足を運び、無料ライブを行い、
今なお仮設住宅に暮らす被災者らに、一時の笑顔を夢を与えた彼女らに、
恩を仇で返す事になってしまった事だったり、
何より、りっちゃん(川栄李奈)や、あんにん(入山杏奈)を推しているファンや他のメンバー、
彼女らの家族や友人の心境を察すると、胸が潰れそうな思いです。
無論、私も個別・全国ともに握手会に行った事がある身として、
(個別握手会:事前にメンバーと日時を予約抽選し、通販のみの取扱い。
事件が起きた全国握手会は、一般のCDショップで販売しているCDに点いている握手券で、
その会場に参加しているメンバーなら誰でも握手することが出来る)
まぁ、根っこは田舎者なんで(笑)、直に芸能人に会えるってだけでも嬉しいし、
「間近で見ると、普通の女の子なんだな」とか「画像より実物の方がかわいいじゃん!」とか、
「今日だけで何百人の客をこなさなきゃならないのに、
一見の客にもこんなに真摯に対応してくれるんだ……」と感動や尊敬を覚えたり。
例えば、会ったこともないプロスポーツ選手が活躍するのを、
メディアを通して見聞きすることで、自分が勇気づけられることがあるならば、
数秒でも握手して、会って話をした事があるメンバーなら、なおさら思い入れが強くなりますヨ。
そんなダイナミズムがもし失われるとしたら、とても悲しいことです。
あー、あとネットで見かけた「ざまぁwwww」「AKB終了のお知らせ」とか言ってた輩に一言。
例えば、
「AKB握手会襲撃事件を受けて、警視庁からの申し入れがあり、
準備会で協議の結果、8月に開催される予定でしたコミックマーケットは中止とし、
万全な警備体制が整うまで、今後の開催も見合わせる事となりました」
……となっても、同じ事が言えるのか?
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