「おにいたまのぼりなの〜」
「わ、雛子、何をする……ていうか、その恰好は一体?」
「ろーぜんめいでんのこすぷれなの。ヒナはね、ひななのー」
「……雛苺、か」
「お兄ちゃん〜v」
「か、可憐ちゃん引っ張らないでよ……ボク、恥ずかしいよ……」
「お、可憐は翠星石で、蒼星石は衛か。……そのまんまって気もするが」
「あ、あにぃ〜、そんなに見ないでよぉ〜……」
「恥ずかしがることないだろう、衛。かわいいぞ」
「か……かわいい……エヘヘ〜v」
「クフフフ〜、いくら兄チャマでも、
ローゼンメイデン一の頭脳派、金糸雀の正体を見破れるかしら〜」
「お、四葉じゃないか」
「チェキぃ! ……さずが兄チャマは四葉の事は何でもお見通しデスね」
「(さっき、思いっきり「兄チャマ」って言ってるからバレバレだよ……)」
「何をぼっとしているの、ジュン。早くお茶を入れて頂戴」
「うわぁ! ……って、真紅は咲耶か。良く似合っているよ」
「あら? それじゃ私は高慢な女がお似合いって言うワケ、?
お・に・い・さ・ま?(怒)」
「イヤ、気品があって知的というか、華があるというか……」
「フフフ、冗談よ、お兄様。 でも今日の主役は悔しいけど私じゃないのよね」
「…………兄くん……」
「ち、千影が水銀燈……」
「……みんなに乗せられて着てみたけど………
私が……こういう恰好をするのは……変かい…………兄くん……」
「い、いや。すごく似合っているよ……雰囲気出てるよ!」
「どお、気に入ってくれた、アニキ?」
「鈴凛? ……っていうことはコレは鈴凛が?」
「そう! それでアニキ、ドールズの中で誰が足りないか。分かる〜?」
「薔薇水晶? ……ってことは、まさか?」
「そのまさか。さすがアニキ、話が早い! そーゆー事で資金援助ヨロシクv
それに、ちゃんとアニキの分の衣装も実は作ってあるんだ!」
「オレ……?」
「んとねー、おにいたまはね、うさぎさんなのー!」
「ウサギって……ラプラスの魔かよ orz」
・:*:・°'★、。・:*:・°'☆・:*:・°'★、。・:*:・°'☆
「千影に水銀燈のコスさせたいなぁ」とか思って、お誕生日記念?に、
ついカッとなって書いてしまった。nのフィールドに今Divingしてきまつ……。
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